「ミズノインダストリー波賀(はが)」

兵庫県宍粟市波賀町にある日本が世界に誇るグラブ工場です。波賀工場ではこれまでの流れ作業方式からセル生産方式(1人から数人で全工程を行う生産方式)に切り替えられました。製作できる数に限界があるため、おもにプロ野球契約選手のグラブ、一般ユーザー向けオーダーグラブの生産に特化しています。革の選定から最終工程まですべてを内製で行っておりミズノグラブ作りの技術と伝統を支えています。さらに海外生産された全てのグラブ(一般プロパー)も波賀工場を経由し、ひとつひとつ検品された後に全国に出荷されます。まさにミズノグラブの核心となる場所です。(波賀工場で作られたグラブには「HAGA JAPAN」の刻印が入っています)

波賀工場にはグラブマイスターである岸本耕作氏をはじめ約30名のクラフトマン(グラブ製作技術者)が在籍しています。手作業を中心とした製造工程は、自動化の技術が進歩する中では非効率ともいえますが、経験と実績に裏打ちされたモノづくりへのこだわりを感じます。

「良いグラブは、すべての工程の総和から生まれる」岸本マイスターの言葉です。良い素材だけを使っても良いグラブが出来るとは限らない、全てのバランスが整ってこそ。これは当店のグラブ型付けにも通じることですので納得です。

 

【100年を超える歴史】

「兵庫県宍粟市波賀町」古くから林業の町として栄え、揖保川の清流に育まれた手延そうめん「揖保乃糸」の生産地としても有名な町である。そんな自然豊かな環境の中にミズノインダストリー波賀工場はある。

球史に残る数多くの名選手たちのグラブを作り続けたミズノ。波賀工場が生み出すグラブの完成度は長き歳月を経て、つねに進化を遂げてきた。その裏側には最良のグラブを作るための試行錯誤を重ねてきた、歴史という確かなバックボーンがある。

 

【脈々と受け継がれていくクラフトマン魂】

ミズノグラブを生み出す拠点・波賀工場には、トッププロをも納得させるグラブを作るクラフトマンたちがいる。球界を牽引する名手たち。その多くの選手たちのプレーを、波賀製グラブが支えてきた。波賀でのグラブ作りの現場は、工場というより、まさに工房。素材にこだわり、研ぎ澄まされた感覚で、ミリ単位の誤差も許さない。そのような熟練のエキスパートたちが生み出すグラブは単なるモノではなく、もはや作品と呼ぶにふさわしい。